パソコンを守ろう>ウイルスの脅威

ニュース番組でも特集を組まれる様になったコンピュータウイルス 。ホントに怖いですね。パソコンを何の防御もせずにインターネットに接続し、放置しているだけでもウイルスに感染してしまうという報告もあるほどです。感染する経路は「メールの添付ファイルから」「ダウンロードしたファイルから」「ホームページを見ただけで」などが多いようです。

「メールの添付ファイルから」感染した場合のよくある症状は、感染したパソコンの「アドレス帳」に書いてあるメールアドレスに対して、自分自身(ウイルス)をコピーし貼り付け送信します。要するに、友達や会社関係全員にウイルス付メールを送ってしまう のです。しかも、このタイプのウイルスは差出人を詐称している事が多く、「○○さんから、ウイルス来たよ感染してない?」と教えてもらえないので、感染した本人が感染に気付かない限りはいつまでもウイルス付きメールを送り続けます。

近頃話題になっていた「ダウンロードしたファイルから」感染するウイルスは、パソコン内の情報を外部に送信したり第三者が誰でも感染者のパソコンの中を覗ける様にしてしまうタイプで、自分だけの情報流出ならまだしも、友達や同僚の個人情報、ましてや、会社の内部情報まで流出させてしまう事になれば、自分の立場が悪くなるどころか、会社が傾いてしまうかもしれません。

「ホームページを見ただけで」感染してしまうとは恐ろしいですね。このタイプはホームページを見ただけで、パソコンが動かなくなったり、メール感染した時と同じくウイルスメールをばら撒くなどの症状が報告されていているようです。これは、ホームページ内に「悪意を持った」スクリプト(JavaScriptやVBScript)が書かれているためです。しかし、このタイプはWindowsやブラウザの脆弱性を突いたものが多いので、Windows Updateやブラウザを最新にする事で感染を予防できると思います。

どちらにしてもウイルスに感染してしまうと、自分が被害に遭うだけでなく、周りの人にまで迷惑を掛ける加害者になってしまう事が一番辛いかも知れません。このような事態にならないよう、ウイルス対策だけは最低限やっておきたいですね。 


■関連リンク■

    skip to top